2008-01-01から1年間の記事一覧

 エイジハラスメント  内館 牧子

女は年を取ると価値がない、という認識のもと、 年齢を重ねた女性に対する差別をエイジハラスメントというらしい。 まあ、特に日本は女性に対しては若ければ若い方がいいという 意識が強いような気はする。 でも、最近は男性に対しても・・・(もごもご) 主人…

 私という運命について 白石 一文

本屋さんで文庫本が平台に山積みになっていて、 女性のお客さんが結構買っていたので気になって 図書館で借りてみた。←買わんのか! 大手企業に勤めるキャリアウーマンの29歳から40歳までの 恋愛、結婚、仕事など、人生を描いた作品。 自分にとっての運命と…

 Kinki you コンサート。第2弾・東京ドーム2日目

■席 スタンド、着席ブロックのさらに上。後ろから6列目くらい いやー、会場全体が見渡せていいねえ いや、強がりではなく、いいと思いますよ 前日のアリーナ前方だと、とにかく肉眼でしっかり見ようと視線がピンポイントになりますから 2日目はスタンド後方…

 Kinki you コンサート。第2弾・東京ドーム1日目

■席 なんと今回、アリーナ。それも最前列のAブロック あああありえない・・・ 私たちの番号は・・・ど、どんどん前へ え、ええ?こんな前?え?もっと前?うううううわわわわ 前へ進むに連れて足がすくむ 結局、前から4列目 うわ・・・ ききききぼちわるい・・・ 同行し…

 私が作家になる日まで  内藤みか

夜の桃を借りて帰ろうとしたら、 ちょうど新しく入った本コーナーに並んでいたので借りてみた本。 著者はケータイ小説家らしい。 ケータイ小説は読んだことがないので、この人の作品は知らないけれど。 作品名を見ると、ちょっとエロい感じの作品が多そうだ…

 夜の桃  石田衣良

45歳の成功したIT社長。 美しい妻がいて、30代の色気むんむんの愛人がいて、 そしてさらに20代の女性と出会うのだが、 それがすばらしく身体の相性がよく・・・ うーん。 これって、世の中の40代男性の理想像なのかなあ。 男の浅はかさというか虚しさをわざと描…

 さよなら渓谷  吉田修一

読み始めて、すぐに「うわー、これはキツイ・・・」と思った。 ある幼児殺害事件から話が始まるのだけれど、 それが15年前のレイプ事件に繋がっていく。 うーむ。どうもこういう話は苦手なのだ。 男が力で、それも集団で女をどうこうというのは、 ほんとにもう…

 愛しの座敷わらし  荻原 浩

出世街道から外され、地方勤務になった夫。 頼りがいのない夫に嫌気がさしている妻。 親をうざったく思うようになり、友だちとの関係に悩む中学生の娘。 病気がちのせいで過保護に育てられ、窮屈な思いをしている小学生の息子。 故郷を離れ、都会で息子家族…

 R.P.G.  宮部みゆき

「火車」に続いて、これも久しぶりに本棚から引っ張り出してきた。 ネット上で擬似家族を作る父親。 そしてその事件に関する取り調べ。 ほ〜、「R.P.G.」のタイトルの意味が二重に使われてて 面白いなあと思った。 でも、それよりも、ネット上に擬似家族を作…

 火車  宮部みゆき

最近、本というと仕事に関連したものが多かったので、 久しぶりに楽しむためだけに本が読みたくなった。 といっても、図書館に予約している本たちは まだまだ順番待ちばっかりだったので、 家の本棚にあった「火車」を久しぶりに引っ張り出してきた。 ずいぶ…

 DEATH NOTE  漫画・小畑健 原作・大場つぐみ

コミかるで借りた第2弾。 って、1ヵ月以上も前のことだけど。←感想を書き忘れていたらしい 本当はこういうファンタジー系というか 架空のお話は好きではないのだけれど たまたま実写版をテレビで見て、おもしろいなあと。 マンガもおもしろかった。 どんど…

 波打ち際の蛍   島本 理生

恋人からの日常的な暴力により、 心に傷を負ってしまった主人公、麻由。 通っていた相談室で、蛍という男性と出会う。 お互いに心惹かれあいながらも、近づこうとすると悪夢がよみがえる。 募る想いと、人を信じることへの恐れの間で葛藤する麻由の姿は とて…

 VIBES

■開演前 お久しぶりの代々木 せ、狭いっ そういえば、「φコン→嵐コン→きんきゅーコン」と、3会場連続東京ドームだった 東京ドーム、やっぱり広いよ。広すぎるよ 代々木、いいなあ おまけに、今回はステージ真横のスタンド席 近いよっ。双眼鏡とかいらないよ…

 KinKi you コンサート。 7月22日・東京ドーム

■開演前 今回は親子席ならぬ着席ブロック 1階スタンドと2階スタンドの間という、微妙な位置 でも、シートもよくてテーブル付き お茶の間感覚で楽しめますよ的な感じ? トイレもきれいだし、自由に飲食できるラウンジもある なんと「本日収録用のカメラが入り…

 (今さら)39コン

きんきゅーコンを来週に控え、 ちょうど1年前にあった10周年記念イベントの39コンを 無性に見たくなった。 このDVDは、コンサートと、その後コンサートを振り返って 2人が語り合う映像とで交互に構成されているのだけれど。 最初、このDVDを見たときは、39コ…

 バガボンド  井上雄彦

ちまたで話題の「バガボンド」。 この漫画も作者も全然知らなかった。 というか、もともとほとんど漫画を読まないので、漫画界にはとっても疎いのだ。 この「バガボンド」の意味もよくわからないまま 全巻借りたのだけれど、届いてびっくり。 うわ。青年漫画…

 春にして君を離れ  アガサ・クリスティー

この本を最初に読んだのは、たぶん20代の最初の頃だったと思う。 それ以来この作品は、ずっとずっと、一生手元に置いて、 何度も読み返したいと思える数少ない大切な作品の一つとなった。 アガサ・クリスティーの作品だが、推理小説ではない。 妻として、母…

 西の魔女が死んだ

原作がとても好きだなと感じた作品が映画化された場合、 見ないことが多い。 本を読んで、それぞれの読み手の心の中で育まれた世界観は おそらく百人いれば百通りあるのだろう。 わかってはいても、他者が作り上げてイメージした映像に どうしても違和感を覚…

 再婚生活   山本文緒

「日々是作文」の後の時期、 再婚してからの日々を綴った日記エッセイ。 なのだけれど、再婚生活というより、うつ病の生活を綴った作品だった。 うつ病の患者さんの生活、病状、入院生活の様子などが描かれていて、 正直びっくりした。 うつ病は心の病という…

 日々是作文   山本文緒

前作の「そして私は一人になった」の少し前、31歳から41歳までの10年間のエッセイ集。 離婚して、親元に戻って、一人暮らしをして、そして再婚するまでの間らしい。 その間、病気にもなってしまったらしい。 そういうバックグラウンドを頭の片隅に入れて読む…

 ARASHI Marks 2008 Dream-A-live

■開演前 最新アルバムと、その前のアルバムまで予習は完璧! 席はなんとアリーナ!おまけにブロック内の最前列! なのに、ペンライトの電池が切れているという失態に直前になって気が付く ああっ。もう、買う時間もないっ ああっ。オレって、オレって・・・・・・ …

 そして私は一人になった   山本文緒

りーさんのマネして、お久しぶりの山本文緒。 この人の作品は、以前はよく読んでいたのだ。 ただ、読んでいるときは面白くて引き込まれるのだけれど、 読後の印象がいつも薄いというか、それでだんだん読まなくなってしまって。 ただ、今回は物書きさんの日…

 赤い長靴 江國香織

さばしゃんの感想を読んで、なにやらどうやらものすごい本のようだと 激しく興味をそそられて図書館で借りた。←買わないのか! 結婚して10年を経ているけれど、子どもがいない夫婦。 妻の言葉は夫には届かない。 言葉が通じない夫に対し、妻も最初は働きかけ…

 40代のひとり暮らし  岸本葉子

先日「はたらくわたし」を読んで興味を持ったことから、 著者のエッセイを読んでみることに。 そういえば、エッセイを読むのは久しぶりだなあ。 著者はひとり暮らしで、私は家族と暮らしていることもあり、 暮らし方はもちろん違う。 たとえば、ひとり暮らし…

 秋の牢獄  恒川光太郎

同じ一日を延々と繰り返すことになる女子大生。 日本中を空間移動する不思議な家に捕らえられた男性。 子どもの頃出合った老婆に不思議な力を与えられ、その力を人知れず育て上げる女性。 時間、家、そして不思議な力に閉じ込められた人々を描いた3部作だ。 …

 銀幕版 スシ王子! 〜ニューヨークへ行く〜

2回行ってきました。 最初はGW中に家族で。 この時のお客さんは見事に家族連ればかり。 おわっ。家族で来るのか!←自分もだろ 確かに子どもが喜びそうな映画だけれど、 TV版は時間帯が深夜だったしなあ。 これはやはりお母さんが家族を巻き込んで やってきた…

 はたらくわたし  岸本葉子

フリーランスのエッセイストであるという著者。 何冊も本を出していて、テレビにも出ているらしいのだが、 実は今まで知らなかった。 著者が仕事をする日常を日記形式で綴ったこの本。 すごく引き込まれて、ぐいぐい読み進んでしまった。 エッセイストとライ…

 働く気持ちに火をつける −ミッション、パッション、ハイテンション!  齋藤 孝

よん様がブログで紹介していたのを見て、 早速図書館で借りてきた。 基本的に働くことは嫌いではない。どちらかというと好き。 それでも、やはりときどき自分の実力や経験のなさに自信がなくなったり、 うまくいかないときや嫌なことがあると あーあ、何やっ…

 異邦人  パトリシア・コーンウェル

検屍官シリーズ、前ほど魅力を感じなくなってきたけれど、 今までずっと買っているので、 このシリーズだけは借りずについ買ってしまう。 今回も、相変わらずスカーペッタはモテモテで ベントンもモテモテで、 両方ともモテモテカップルだとそりゃあいろいろ…

 夢が実現する9つのルール  早川優子

先日、ろくさんにいただいたセルフコーチングの本。 最近、コーチングをお仕事にしている人を取材する機会が続いたこともあり、 「コーチング」に興味があったので、まさにピッタリだった。 コーチングというのは、カウンセリングとはまた少し違って、 目標…