12月の読書メーター

2014年12月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:793ページ
ナイス数:69ナイス

夢を売る男夢を売る男感想
自費出版をジョイント・プレスとかっこよく言い換え、本を出したい素人を言いくるめて(騙して?)設けている出版社。サイテー!と思いながら読みつつも、実は筋が通っている部分もあり、最後は正義の味方のような感覚すら持ってしまう。面白かった。
読了日:12月9日 著者:百田尚樹


輝く夜 (講談社文庫)輝く夜 (講談社文庫)感想
クリスマスの夜に起こる奇跡の物語。ちょうどクリスマス前に読んで、ナイスなタイミング。奇跡と言っても、登場人物はふだんどこにでもいそうで、そして、あまり幸せではなくて。そして、クリスマスに起こる不思議な出来事は、ありえないだろーと思いつつ、でもハッピーエンドで終わる心地よさと安心感を感じさせてくれる本。こういう本もいいなと思う。
読了日:12月17日 著者:百田尚樹


アイネクライネナハトムジークアイネクライネナハトムジーク感想
登場人物がなんとなくつながっていて、それがなんだか嬉しくなる短編集。ちらっとしか出てこないけれど、いい味を出している課長とか、自由な織田パパとか、人気者の女子に誘われた男子生徒を邪魔するその他男子たちとか、脇役もいい。普通に生きている人がいとおしくなるお話。
読了日:12月26日 著者:伊坂幸太郎

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