私が作家になる日まで  内藤みか

夜の桃を借りて帰ろうとしたら、
ちょうど新しく入った本コーナーに並んでいたので借りてみた本。
著者はケータイ小説家らしい。
ケータイ小説は読んだことがないので、この人の作品は知らないけれど。
作品名を見ると、ちょっとエロい感じの作品が多そうだ。


最初は官能小説でデビューしたらしく、
それはそれで周囲の人に言いづらいと抵抗があったようだが、
でも、やはりそういう小説が書ける人というのは、
そういう素質があるというか、そういうものを選び取るようになっているのだなあと。
たとえば、お金が足りなくてバイトをするにしても
テレクラのサクラのバイトを選ぶとか。
私は、バイトをしようと考えたときに
テレクラのサクラという選択肢は浮かびもしなかったなあ。
だからきっと、もし私が小説を書くとしても、
おそらく官能小説は書けないんだろうなと。


私が作家になる日まで

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