犯罪 フェルディナント・フォン・シーラッハ
ドイツの弁護士が、自分が弁護を引き受けた事件について
弁護士の目線で語っている作品。
ドイツと日本ということで、
システムや背景は違う部分もあるけれど
人の気持ちというのはどの国でも変わらないもので。
一生懸命生きていて、だからこそ
犯罪を犯さなくてはならなくなった人もいたり、
生まれながら持つ人間性で犯罪を犯し続ける怖い人もいたり。
短編集なのだけれど、
最後の話は救いがあって、
ほっとして終わったのがよかった。
- 作者: フェルディナント・フォン・シーラッハ,酒寄進一
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2011/06/11
- メディア: 単行本
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