ドミノ

このブログ、ほとんど更新しないだろうと思っていたけれど、
(おそらく更新頻度としてはビーズと同じくらいだろうと思っていた)
結構、こまめに更新できているなあ。
まあ、最初だけ…という可能性はあるけれど。


それはともかくとして、「ドミノ」。
実は、恩田睦という人の本は初めて読んだかも。
名前だけはなんとなく知っていたけれど。


これは、とにかく登場人物が多い!
最近、脳の、特に記憶部分が退化している身としては、
最初の登場人物紹介の欄を見ただけで、一瞬引いてしまいそうに…


内容は、この膨大な数の登場人物たちが、
最初はそれぞれの生活、それぞれの世界にいるわけだが、
それぞれの事情で東京駅に集まることになり、
偶然に偶然が重なってそれぞれが接触し、
ドミノのようにバタバタと倒れて大騒ぎ…みたいな。


おー、この人がこうなって、この人がこう来て、
で、ここで関わって…と、いやいや、これほどの登場人物を
動かして行くのは大変だと思う。
恩田さんって頭いいんだなあ。


そして読み手としては、登場人物やその背景を忘れないためにも、
読む時は時間をかけずに、なるべく一気に読むことをオススメ。


ドミノ (文芸シリーズ)

ドミノ (文芸シリーズ)