1月の読書メーター

2014年1月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1544ページ
ナイス数:77ナイス

ナミヤ雑貨店の奇蹟ナミヤ雑貨店の奇蹟感想
いろんな人の悩みに応える、ナミヤ雑貨店。小さな田舎の町の雑貨店の店主に寄せられる悩みは重たいものもあれば、笑っちゃうものもあって。そして、悩み相談と雑貨店を通じて過去から未来までつながる不思議な世界。東野圭吾のこれまでの作品をイメージしていたので、意外な感じ。でも、いろんな事情の中で悩みながら、一生懸命生きている登場人物たちがステキだった。ほんわかして、いいお話だった。
読了日:1月13日 著者:東野圭吾


誰か―Somebody (文春文庫)誰か―Somebody (文春文庫)感想
自転車で人を引き殺した犯人探しだったり、過去の誘拐事件の真相を追求したりと、ミステリーの要素はふんだんにあるのだけれど、主人公一家のほんわかした雰囲気のせいか、とげとげしくなく読めた。と言いつつ、運転手の娘二人を通してしっかり人の腹黒さというか弱さも伝わってきて、雰囲気のわりにどーんとくる読後感だった。
読了日:1月15日 著者:宮部みゆき


グラスホッパー (角川文庫)グラスホッパー (角川文庫)感想
裏社会が怖い怖い。ほんとにこんなことって起ってるのかなあ。そしてバラバラに動いていた3人の登場人物がだんだんと近づいていく様子にドキドキ。最後の展開にびっくり。おもしろかった
読了日:1月24日 著者:伊坂幸太郎


死神の精度 (文春文庫)死神の精度 (文春文庫)感想
死神の千葉さんと人間との会話がたまらなくおもしろい。千葉さん、いい味出してるなあ。最後のお話で、前のお話とつながったときがジーンとした。「死神の浮力」も楽しみ
読了日:1月31日 著者:伊坂幸太郎

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