4TEEN

本で読んで、すごく気に入った作品。
映像化されたというので、いつか見たいと思っていたのだ。


結構、原作に忠実に一つ一つのエピソードが盛り込まれていたなあと感じた。
あと、4人の男の子たちが、とてもいい。
こういうとき、連続のTVドラマ化とかだと、いかにもジャ●ーズ系の
今どきのかっこいい男の子たちが選ばれるんだろうけれど、
本当にその辺にいるような中学生の男の子たち、という感じで。
小学生ほど子どもじゃないんだけれど、
高校生ほどあかぬけてもない、みたいな。
本当に等身大の中学生という感じだった。


といっても、実際中学2年生であるうちのツカサは
この子たちみたいに背も高くないし、
まだそこまで自転車で遠出しないし、
友だちだけでもんじゃ屋さんで食べたりはしないけれど
(ツカサの友だちグループは 遊びに行くのに
 おにぎり持参で行くような素朴系なので。ぷぷぷ)
それでも、男の子たちの会話やしぐさを見ていて、
ああ、そうだなあ、こういう感じだなあと、
見ていて、嬉しくなるというか、心がほっこりなるというか。


子どものときの友だちって、
どんなに仲良くても、それが一生続くものではないかもしれない。
でも、その時に一緒にいたという事実、
そして一緒に過ごした思い出は、
きっと一生残る大事なもので、
その時にしか手に入れることのできない
かけがえのないものなんだなあと。
その瞬間を一生懸命生きて、バカやって、笑って、悩んでいる
男の子たちって、愛しいなあと思う。


あと、思ったこと。
すべての世代の中で、
自転車が一番似合うのは、中学生男子だな。


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