きのうの世界  恩田 陸

特に特徴もない、平凡なサラリーマンがある日、ふっと失踪し、
そして遠い町で殺され、死体で発見された。
なぜ彼はその町に行ったのか。
なぜ殺されたのか。


その町で、彼にほんの少し関わった人々の生活が描かれ、
それを通して彼のその町での言動が見えてくる。
見えてくるんだけれど、見えるほどにナゾが深まる。
伏線だらけ?


そして、だんだん、飽きて・・・(ばしっ)
いやいや、でも、彼が死んだナゾや、
その町が抱えているらしいナゾを突き止めないと、と読みつづける。


で、最後まで読んでナゾは解けたけれど、
うーん、なんだかなあ。


そうか。私はあまりファンタジーぽいのは好きじゃないからかな。
だからピンとこないんだな。うん。


きのうの世界

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