模倣犯

というわけで、数年前に見て面白くなかった印象を受けたこの映画を
本を読んだ後はどう感じるだろうかと思って、DVDを借りて見てみた。
この超大作をどんな風にたった2時間で表現するのかということに
興味があったというのもある。


結果は。
うーん・・・・・・
やっぱり、つまんなかった。
まあ、しょうがないよね。あの内容を2時間に納めるのは無理がある。
というか、それなら無理して映画にしなくてもいいんじゃないかなとも思ったり。


内容も映画用に少し変えられていた。
設定などが変えられているのはよくあることだけれど、
真犯人であるピースのラストが、どうも・・・・・・
あと、最後に孫娘を殺された老人がピースからあるものを託されるのだけれど、
その展開もどうも・・・・・・


結局、この映画を作った監督は、
被害者の気持ちなんてなんにもわかってないんじゃないかなと。
奇抜な展開に自分で酔ってるような。
なんだか、後味の悪い映画だった。


うーむ。
本の映画化って難しいね。


模倣犯 [DVD]

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