働きマン

買ったはいいけれど、数ヶ月積読状態だった本。
それにしても、獣王星に引き続き、漫画を読んでいる。何十年ぶりだろう。


週刊誌の編集部が物語の舞台ということで、興味深々。
激務の状態がよくわかる。
確かに、取材同行する編集者もほとんど寝てない状態の人が多いなあ。


私が働きマンだったのは、派遣のコーディネーターをしていた頃かな。
仕事はおもしろかったけれど、やっぱり嫌な先輩がいたり、
頼りにならない上司がいたり、女を見下すクライアントがいたり、
仕事をドタキャンするスタッフを説得したり、
派遣先でいじめられたスタッフを励ましたり・・・
もちろん帰りは終電ばかりで、休日出勤もしょっちゅう。
出勤してなくても、スタッフが動いていたので常に携帯を手に待機状態。
ああ、なんだか思い出しただけで疲れてきた。


でも、考えてみれば、私は結構若くで結婚したから、
そうやって働きマンの時代にも、ちょっと時間があいたからエステやマッサージや
帰りに軽く飲んで帰って同僚と憂さ晴らし、ということがなかったなあ。
いや、あの頃は完璧に主婦業は放棄していたけれど。
独身の時に働きマンだったら、も少しそういう楽しみもあったのかなあ。
いや、そうなると、おそらく際限なく働くことになりそうだな。
会社に泊りこんだりもしちゃっただろうな。


あと、「50人の侍」という企画はおもしろそうだなと思ったり。
あの仕事を投げちゃったライターさん、ああ、もったいないなあ、私がやるのに。
でも、確かに「取材とテープ起こしだけで、記事は書かなくていい」なんて
言われたら、それはそれはショックだと思う。うん・・・


と、なんだかとりとめもなくなってしまった。


働きマン(1) (モーニング KC)

働きマン(1) (モーニング KC)

働きマン(2) (モーニング KC)

働きマン(2) (モーニング KC)