ペコロスの母に会いに行く

長崎が舞台で、認知症の母親の介護のお話ということで、一度見てみようと思っていた映画。


もう、いきなり私が暮らしていた町が出てきてビックリ!
毎日小学校に通っていた道、マンガやお菓子をを買っていた商店、赤い県営バス
自分が育った町が映画になるなんて。感無量……


映画も、おもしろかった。
認知症のお母さんがかわいくて。
そして、なんだかんだ言いながら介護をするハゲた息子と孫、そして施設の人たちが温かくて。


でも、お母さんの人生もつらいことや悲しいことがいっぱいあって。
介護だって、つらくて悲しいこともあって。
それでも、支え合って、人は生きて行くことができるんだなあ。


「ボケるとも悪かことばかりじゃなかかもしれん」
という言葉がすとんと心に届いて、そして、勇気をもらえた。
いい映画だったなあ。